ご 挨 拶

学校長  松島 真章

道守高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

本校は、定時制が昭和23年に福井市立福井高等学校内に併設され、通信制は福井県立第一高等学校(現藤島高等学校)に通信教育部が創設されたことに始まりました。その後、いくたびもの改変を経て、昭和46年に現校名である道守高等学校を定時制・通信制の教育モデル校として開校し、令和2年11月には50周年記念式典を挙行しました。

定時制課程は、普通科「午前」・「午後」・「夜間」の3コースが設置されています。各コースとも月曜日から金曜日まで登校し、1科目1コマ45分授業を2コマ連続で実施しており、ゆとりある時間の中で生徒一人ひとりに寄り添った個別最適な学びを細やかに支援しています。また、本校では「他人に対する思いやりの心を持ち、自己を律して社会に貢献できる生徒」を育てることを目標に掲げています。ボランティア活動を学校設定科目とし、希望者は子ども園へのボランティア活動を通して地域との共助・共生の心を育くみ、思いやりの精神やコミュニケーション力の向上を図っています。

通信制課程は、普通科「日曜コース」が設置されています、日曜日に登校し学校行事を含めて年間約30日実施されるスクーリングと自宅で行うレポート作成が2本の柱となるため、生徒の皆さんには「自学自習」が求められます。スクーリング時の面接指導や提出されたレポートの丁寧な添削で学習状況等を把握し、生徒一人ひとりに寄り添った支援をしています。

さらに、本校では定時制・通信制ともに「単位制」システムをとっており、自分の興味関心や将来の夢に沿って講座(科目)を選択することができます。近年、「多様化の時代」と言われる個性を認め合う社会に移りつつある中、これまでの学校で悩みや心配事等で自分の能力を十分に発揮できなかった生徒の皆さんも、本校定時制・通信制の中から自分に適した学習スタイルを選び、ゆっくりと自分のペースで学校生活を進めていくことができます。本校で学びながら、新しい夢を見つけチャレンジをして自分を磨き、社会に出ていく準備をしていきましょう。

本校は、「社会につながる学校、社会に生きる学校」として、社会に参画するための心と力を育むことを目指し、様々な組織とつながりながら、生徒一人ひとりが「自信を取り戻す」ための学校づくりを進めています。自分を高めようと思っている皆さん、多様なニーズに対応した柔軟な教育システムを活用し、私たちと一緒に学んで大きく成長しましょう。